潮の移り香 消えて行った
玉虫色の影が 霞んで

耳もと 声はほのか
いつでも砂の底には 隠してた言葉

とおい昔から 変わらぬこの街に
私の色もいつか消えて そっと溶けてゆける


風の手紙に のせた記憶
露草色の朝に まどろむ

足もと 波が寄せる
どこかの知らない国で 擦り切れた想い


とおい昔には 笑えた言葉さえ
胸の中に淡い傷あと 残す

とおい昔から 変わらぬこの海は
何もかもを溶かしてずっと 街を見守っていく

ライセンス

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Turquoise

テーマは「変わらない海」です。
自分は変わっていっている、でも海はずっと変わらない、という、変わらないものに安らぎを見出す歌です。

最初、曲を聞いた時に、ちょっと遠出して田舎の海辺で夕暮れをぼーっと眺めてる時に聞きたいような、すーっと入ってくる曲だなぁと思いました。
波の音を聞きながら、考えてるようで考えてないような、そんなぼんやりとした思考と風景が書けていたら嬉しいです。

タイトルのTurquoiseは、いわゆるターコイズブルーのターコイズです。
やはり「海」がテーマの曲なので青系統の名前にしました。
それと、宝石のターコイズ(トルコ石)は、お守りとして使われていたこともあり、癒しの石だとされているそうです。
ターコイズを「海」とおきかえると、「海が癒してくれる」ということになり、それは、海に安らぎを見出すというこの歌詞のストーリーに合致します。

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投稿日:2013/04/11 23:09:21

文字数:214文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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