揺らぐ街まだ名残雪
震える白塗り替えた熱
どこか温もりで湿った
うつしよの果ては凍えるような青
抱いて回るのか忘れて
月踊る明日が来るのか
きっと私はカラカラだ
そんなあなたも汗をかくんだな

いっそあなたとの思い出ごと
溶かしてしまうあの雨
凍る出会ったあの日
思い出すように花びらと舞う

回れ舞われ君はそう言って
息を吸ったさよならもう一度
降る雨花咲かせて雪になるまで
そばにいてね
変わる空見てそう言った
変われない私の頬を伝う
静けさの涙ごと
季節は溶かしてしまった

新しい息吹が
芽吹いて騒ぎ出すころに
ほつれ緩む縫い目を境に
あなたをただ見つめているだけ
きっとあなたは悲しむな
そんな私に汗はかけないの

きっとあなたは気づいていたの
氷づけのさよなら
重なる私の手を引いて
「二人の出会うあの丘へゆこう」


回る舞わる君の姿
重ねたまま白い息をした
あなたの温かさで
溶けてしまうなら悲しくない
変わる街見てそう言った
変わらないあなたの頬を伝う
和らいだ輝きを凍めて(とめて)しまえば
悲しくないか

暖かい風吹く街の上
空の下で深い息をした
あなたの腕の中で溶けてしまうなら
悲しくない

空を舞う花手に取って
ごまかしてた涙が溶けて
凍らせたさよならを
受け取って
花が舞う街その中で
降り出したあの日の雪
溶けないな僕はまだ
君がくれた花が桜

ライセンス

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雪ト桜

雪ト桜の歌詞

閲覧数:132

投稿日:2014/09/02 17:54:18

文字数:587文字

カテゴリ:歌詞

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