A

くわえた硝子が鋭いので、
くるめいた今より鮮明な、
歌えば歌うほど透明な、
春の匂いの中にいたっけな。

すぐ皺を増やし朽ちていくような、
記憶などは追い越していくような、
未来さえ追いつけないくらいの、
いつかまやかしと知るスピードだ、

Ah…

B

こんな気持ちは、四角いな。
口塞いだ。和らいだ?
そうさ二人は、ひたむきだ。
下向いた。ひたむきすぎたってさ。

S

暗い星なんて見えなくていいと思った。
衒い、妄想と消え、なんて忘れていたかった。
ねえそうだよ、惑わないでよ
君に見えてる僕が僕の全て、だから。

歌え、爪弾きに歪んだ僕らの恋を。
震え崩れそうな痩せっぽちの心を!
行かないでよ、忘れないでよ
あの日聞いた歌に心は染まっていくんだよ。

B(+C)

帰り道のどこかに、落とした。
寂しがりだ。あんな心だ。
闇へ、取りに帰ろうか。
帰れないな。遠くを見ていようか。

遠く、
今にも死にそうな青が、揺れている。
それを食べている赤も、吞み込まれて。
それを、じっと見ていようか。

S

暗い星なんて見えなくていいと思った。
そんな考えは静かな澪の上でだけ。
ねえそうだよ、知らないでいてよ。
君に見えてる僕が僕の全て、それでいい。

歌え、爪弾きに歪んだ君の恋を。
震え崩れそうな痩せっぽちの心を!
行かないでよ、忘れないでよ
あの日聞いた歌に心は染まっていくんだよ。

C

君のことが知りたいな。
知っても分からないことだらけだ。
どこまでも、遠くにいて
君に寄り添えない僕の心のことは、忘れて。

SS

暗い星なんて見えなくていいと思った。
衒い、妄想と消え、なんて忘れていたかった。
ねえそうだよ、惑わないでよ
君に見えてる僕が僕の全て、だから。

歌え、爪弾きに歪んだ僕らの恋を。
震え崩れそうな痩せっぽちの心を!
行かないでよ、忘れないでよ
あの日聞いた歌に心は染まっていくんだよ。


くわえたがらすがするどいので
くるめいたいまよりせんめいな
うたえばうたうほどとうめいな
はるのにおいのなかにいたっけな

すぐしわをふやしくちてくよな
きおくなどはおいこしてくよな
みらいさえおいつけないくらいの
いつかまやかしとしるすぴーどだ

ああ

こんなきもちは
しかくいな
みみふさいだ
やわらいだ

そうさふたりは
ひたむきだ
したむいた
ひたむきすぎたってさ

くらい ほしなんて
みえなくていいとおもった
てらい もうそうときえ
なんてわすれていたかった
ねえそうだよ
まどわないでよ
きみにみえてるぼくが ぼくのすべて
だから

うたえ つまはじきに
ゆがんだぼくらのこいを
ふるえ くずれそな
やせっぽちのこころを
いかないでよ
わすれないでよ
あのひきいたうたに こころはそまってくんだよ

かえりみちのどこかにおとした
さびしがりだ
あんなこころだ
やみへとりにかえろうか
かえれないな
とおくをみていようか

とおく
いまにも しにそうなあおが
ゆれている
それを たべているあかも
のみこまれて
それを じっとみていようか

くらい ほしなんて
みえなくていいとおもった
そんな かんがえは
しずかなみおのうえでだけ
ねえそうだよ
しらないでいてよ
きみにみえてるぼくが ぼくのすべて
それでいい

うたえ つまはじきに
ゆがんだきみのこいを
ふるえ くずれそな
やせっぽちのこころを
いかないでよ
わすれないでよ
あのひきいたうたに こころはそまってくんだよ

きみのことがしりたいな
しってもわからないことだらけだ
どこまでも
とおくにいて
きみによりそえないぼくのこころのことは
わすれて

くらい ほしなんて
みえなくていいとおもった
てらい もうそうときえ
なんてわすれていたかった
ねえそうだよ
まどわないでよ
きみにみえてるぼくが ぼくのすべて
だから

うたえ つまはじきに
ゆがんだぼくらのこいを
ふるえ くずれそな
やせっぽちのこころを
いかないでよ
わすれないでよ
あのひきいたうたに こころはそまってくんだよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【作曲者募集】スピード、忘れ物、春の空、遠く

君に見えている僕が僕の全て、だから。

閲覧数:126

投稿日:2019/05/20 08:46:29

文字数:1,700文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました