どこまでも続く青空
貫くのは”希望の塔”



寂しがりやの 孤独な旅人
虹の向こうから 歩いてやってきた

白銀(しろがね)の壁 舞い降る花びら
塔の主は 旅人に言った

「異形の魂よ
頂上(ウエ)を目指せ、従え
希望が知りたいか
最後の時まで待とうぞ」


傷ついて 疲れ果てても
見て見ぬふりする希望の塔
なんて孤独な光だろう
旅人はまだ歩き続ける




最初から知っていた
「頂上(ウエ)には何もないのだ、旅人」
灯(ともしび)が消えかけた時
その手を伸ばして―――




嗚呼、儚く霞みのように
脆く崩れ去る希望の塔
「なんて孤独な光」じゃない
旅人はもう歩かなくていい


青空に傷一つ残せないまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

仮)希望の塔

応募用。他の使用不可。

黒白熊@熊野Pさま
http://piapro.jp/t/Qdwn


字数調整、なんでも承ります。
ストーリー原案↓





ある平和な世界に、さびしがりやな旅人がいました。
彼は独りで希望の塔を目指し、虹をも追い越して、やっとの思いで希望の塔へたどり着きました。

塔は平和な世界にふさわしく白く輝いていて、あたりは花でいっぱいでした。神は言います。
「希望が知りたいか?ならば頂上に来い」
彼は、塔に登り始めました。

しかし、中は試練でいっぱいでした。

虹をもこえていた彼は、足を引きずりながら階段を登ります。
虹をもこえていた彼は、知っていたのです。
平和な世界の隣は、争いの世界であることを。


「塔の上にはなにもないのだ」神は言います。
しかし旅人にとってはどうでもいいことでした。
彼は、最後の力を振り絞って、涙を拭いてあげました。


すると、希望の塔はまるで最初からなかったもののように崩れ去ってしまいました。
平和な世界は、今も昔も、平和でした。

閲覧数:185

投稿日:2012/11/04 22:58:48

文字数:309文字

カテゴリ:歌詞

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  • 黒白熊@熊野P

    黒白熊@熊野P

    ご意見・ご感想

    初めまして^^
    ご応募ありがとうございます^^

    早速拝見させていただきました^^

    少し私の読解力がたらんためか、きっちり物語の全てを理解できてるのか不安ですが、最後にほのかな希望を感じさせる物語ですね^^*

    平和な世界でありながら少し暗めの展開、色々想像できるラストが面白かったです^^*

    じっくり悩ませていただきますね^^;w

    2012/11/20 01:09:51

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