【A】
本日は晴天 はろーどこまで逃げようか
ドグマをひとかじり 最高にいかしてるぜ
人生(ライフ)を再購入 返品はもちろん不可
武器は紙の剣 勇者見習い 始め!
【A】
リセットボタンなんて僕に必要ないんだ
回復ポイントはどこにも存在しない
仲間は お生憎 一人もいないんだけど
そんなの構わない 自由に生きるのさ
【B】
重苦しい現実(いま)を 足で揉み消したなら
遠くまで出掛けよう 空でも飛ぼうかな
【S】
見知らぬ群衆を 掻き分けたら 蹴散らしていけ
幾多の光る目に 怯えるまま 剣を振りかざす
さあ、薙ぎ払え
【A】
本日も晴天 はろーご機嫌麗しゅう
セーブは完璧さ 続きをほら始めよう
勇気をひとつまみ スパイスにして今日は
ラスボス制覇まで 一気に駆け上がる
【B】
辿り着いた先の 扉を開けてみたら
あれ?これはこんにちは なんと僕じゃないか
【S】
見慣れたその顔に 唖然として 口元上げる
責めるような瞳を 嘲笑ったら 剣を振りかざす
さあ、立ち向かえ
【C】
壊れた武器と身体を地に這わせて
もういい、疲れた そっと目を閉じた
【S】
悲しげに彼は言う 「いつまでここに閉じ籠るの」
心がひび割れて 漏れた液が地面を濡らした
【S】
泣き叫べ
愛しいこの世界(ゲーム) 逃避行の切符を破れ
敵(じぶん)を殺したら 任務完了(オールクリア) ここがスタートさ
さあ、突き進め
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杉春
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲

時給310円
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)

時給310円
「もしも一つだけ どんな願いでも叶うなら?」
これだってものが無いままに過ごしてきた
でもこんな願いじゃきっと君は笑うかな?
ある日思い立って 僕は夢のその種を埋めた
はやる気持ちと期待ばかり大きすぎて
また何度も様子見て 水を与えたくて
そのうち大げさな呼び名まで付けて
枯れないと信じて
僕次第と...Flowers of Hope

Adeliae
人生の意味に囚われて未来を描けない
そんな大人達の言い分に屈しないまま
金が物を言う世の中を裏切って行こう
孤独が脈打つ寂しい自慰に期待せずに
どうせ死にたいなら思い切り生きよう
縛り付ける為の約束なら僕らに不要さ
心が空なら好きなものを詰め込もうよ
下らない評価で宛がわれた価値を壊し
僕らはあるが...囚われた檻の中で

Staying
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