花散る夕暮れの随に
揺れる影が重なって
一陣の風に攫われた
懐かし君の香り 嗚呼


そう あの日二人で繋いだ夢は
天の川へと溶けた
ねぇ 触れた指から灯った熱は
今も胸を焼くの

笹の葉に願いを託して
瞳 閉じて想うのは
私に笑いかける君で
淡く空を駆けてく

月の裏側で咲いている
星と星を手に取って
赤い緒(お)で線を描いたら
ほら、もう寂しくないよ 嗚呼


そう 離れていても変わらぬ気持ち
移る色さえないの
ねぇ あの日誓った儚い恋は
いつか愛へと変わる

花散る夕暮れの随に
揺れる影が重なって
一陣の風に攫われた
懐かし君の香り

舞い踊る蛍の光に
一人 永久を祈りまして
雲の奥の果てない宙(そら)で
二人また出会えたなら 嗚呼


煌めく数多の屑の中
ずっと君を待っていた
一年一度の想いでも
鮮やかに実を結ぶ


思い出の輝いた過去を
超える未来想像して
さよなら 愛してると刹那
唇を重ねたの

闇夜に浮かぶ月を数え
今日も一人祈りまして
一途な色を重ね合わせ
染まらずに君想う 嗚呼

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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君恋ふる心は千々に

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閲覧数:130

投稿日:2012/07/01 03:43:29

文字数:457文字

カテゴリ:歌詞

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