哀しみを知るためだけにうまれてきたのか
ベランダのねじれた向日葵
暁の残像 既に跡形もなくて
ひび割れたペンキを剥がしていた
指先滲む 鈍色染まる

夜が嫌いならば眠らなければいい
片目のうさぎもおどけて
踊る赤い靴の足首から切り落とし
歪んだ音色 記憶を唄う


欲望の優先順位 素直になれずに
ゆるめの息継ぎ 後一つ
確率と確定の狭間で落ちこぼれて
似合う服まで浮き足刻んだ
どれだけ泣けば 夜明けはくるの

夜が嫌いなのと呟く心から
滴る上等な狡さが
呪文効きすぎた硝子の靴は血にまみれ
ゼンマイ切れて 振り出し戻る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ねじれ向日葵

わたしの友達の家の向日葵は太陽を追って東から西に顔を向けて
夜そのまま一周しようとして
朝首ひねって昇天していたんだそうです。


この歌詞は
少女から女へ、ねじれながら。
みたいなことです/(.^.)\
ええ。
そういうことにしてください。

閲覧数:237

投稿日:2014/12/21 22:06:15

文字数:261文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました