壁に突然現れたソレは
向こう側が見えない穴
でもその穴からは誰かの
声が聞こえてきたよ

もしもし誰か居ますか
居たら返事をして下さい
小さな穴に向かって僕は
返事を一つした

壁の向こう側に居る奴は 僕と趣味が似ていて
友達の居なかった僕は とても嬉しくて
ずっとずっとずっとずっと 話して居たかった

興味が湧いてきた僕は
向こう側の奴に言った
顔を見せてくれないかと
でも返事は無くて

マズイと思ったが遅かった
まるで糸が切れた様に
どんなに喋りかけても
返事は来なかった

壁の向こう側に居る奴は どんな顔だったのだろう
僕には自信が無いけど とても見たかった
きっときっときっときっと イケメンなんだろうな

僕は穴に向かって言った
大きく聞こえるように
もしもし誰か居ますか
居たら返事をして下さい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

糸電話

ループな感じで。

閲覧数:80

投稿日:2011/04/24 07:42:08

文字数:356文字

カテゴリ:歌詞

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