【忘却のクワイア】

最果て　蒼きこの空に
彼方へ　捧ぐ祈り
主は冷たき地の中に　去り逝き

終えて……　いっそこの命
過ち……　この手の罪
貴方は　それさえ微笑んで
赦したのか　

夢から醒めて　孤独の窓に
僕は（僕は）　ひとり（ひとり）生き残された
涙に濡れる　裸の胸に
刻む（沈む）音を（鼓動）確かめていた

遠ざかる　遠ざかる　忘却のメロディを
ずっと　ずっと　忘れぬように

憧れ……　麗しき日々は　　　
うたかた　夢と消えた
主は冷たき地の中に　帰らじ

言の葉　いくつ重ねども
ことだま　届かざりし　小夜なら　
愛しき彼の人よ　永遠に眠れ

痛みを知って　悲しみ負って
僕は　今を　生きてゆきます
貴方がくれた　優しさ抱いて
僕は　今を　生きてゆきます

遠ざかる　遠ざかる　忘却のメロディを　
ずっと　ずっと　忘れぬように

絶え間なく（繰り返す）季節の中で
せめてもの手向けならば

どこまでも（響け）魂のクワイアよ（魂よ）

夜空に星を仰ぐたび　風の調べを聴くたびに
温かな　柔らかな　あなたの歌を……

心にそよぐ旋律を
心に満ちる真心を

ずっと　ずっと　忘れぬように
そっと　そっと　貴方のために……

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追記
魂のクワイアよ（１文字足らず）
＝たましい～のくわいあよ　もしくは　たましいのくわいあよ～

読み方など
最果て＝さいはて　主＝あるじ　去り逝き＝さりゆき
終えて＝ついえて　赦し＝ゆるし　醒めて＝さめて
忘却のメロディを＝　ぼおきゃくのめろでぃいをーおー
（さいご、「おー　おー」と繋がってください）
麗しき＝うるわしき　言の葉＝ことのは　小夜なら＝さよなら
愛しき彼の人よ＝いとしきかのひとよ　永遠に眠れ＝とわにねむれ
悲しみ負って＝かなしみおって