何もないこの世界で 手にしたのは力と罪
哀れな人形は ただ踊り続ける

何もないこの世界に 存在意義なんてない
0か1か 生か死か それだけだろう

終わりのない生に 差し込んだ小さな光
振り翳し続けた刃
赤に塗れた手で触れることなんてできない

夜の静寂が囁く "罪はいつか暴かれるもの"
今をキミといられるなら それでも構わない
もしもキミが望むなら 腕や足くらい何だという
初めて抱いた感情 何もわからないの

小さなてのひらから じんわり伝わってくる熱
初めてヒトになれた気がした それだけ

繋いだ指から少しずつ零れ落ちる嘘
拾い上げることすら忘れ
突き付けられたナイフ そして痛みを知った

やがてキミは総てを知る 残るは一つの罪と罰
シアワセなんて虚像はただ 崩れ落ちていくだけ
キミが水だとするなら 私は求めあがく魚
触れた熱が侵蝕する 息ができないの

どうしたら繋ぎ止められる?
手に入れられないなら もう生きる意味なんてない
キミ以外何もいらないの

手に入れたのはモノは何?
この手には何も残らなかった

キミが水だとするなら 私は求めてあがく魚
触れた熱が侵蝕する 息ができないの
たとえキミが忘れても 私は求め続けるから
この手を離したならほら 沈んでいくだけ

叶うのならもう一度


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ヘリクリサム

naoさんに作曲していただきました!

閲覧数:291

投稿日:2011/12/18 21:37:59

文字数:559文字

カテゴリ:歌詞

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