S)
白い 息が中(ちゅう)に舞い
君の 手のひらの中 散ってく
ほら もう帰れない
ひとりきりの 生活には

A)
冷気のナイフのように 肌 突き刺す空気
遮るよう マフラー そっと巻き付けた

僕の目 見つめ返し 照れた君 笑う
差し出す 手を握って 共に 歩き出す

B)
僕と君の歩む
歩調 合わせたなら
過去も今も明日も
一緒に 過ごせるかな

S)
白い ブーツ 履いた君
どこか 駆け出してしまいそうで
つい 引き留めたなら
ぎゅっと 強く 抱きしめてたい

白い 息が中に舞い
君の困った顔に 揺らめく
もう 離したくない
君の 温度 感じてたい

A)
つないだ 指先から 伝えてく 想い
負けない この寒さも 君と二人なら

服越し 感じている 二人の体温が
自然と 君と僕を 近づけてくれる

B)
冬の星座 見上げ
語り合った夜も
笑顔、涙、全部
隠さず 見せて欲しい

S)
白い 雲の空の下
ふわり 舞い落ちてくる 粉雪
手のひらに捕ったら
すぐに とけて 消えてしまった

赤い 頬にとけていく
雪は 儚く消えていっても
そう 君は目の前
消えることは ないはずだから

(間奏)

S)
白い 息が中に舞い
君の 手のひらの中 散ってく
その手を握りしめ
僕の 温度 君に渡すよ


白い 息が中に舞い
君の 手のひらの中 散ってく
ほら もう帰れない
ひとりきりの 生活には

君を 抱きしめていたい

ずっと 僕が守ってくから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

冬の日に<応募作>

伊藤由宇さんの【冬っぽい】MIJ-04 (DEMO)【歌詞募集中!】
http://piapro.jp/t/tjtd)へ

曲を聴いた時に、リンちゃんが息を両手に吐きかけながら立ち尽くす絵が浮かんだので、そこから広げた妄想詩です。


前のバージョンはひらがなです

閲覧数:248

投稿日:2013/11/17 23:16:31

文字数:639文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • 伊藤由宇

    伊藤由宇

    その他

    こんにちは。作曲者の伊藤です。
    この度は「MIJ-04」向けに歌詞作品をご応募いただきまして、誠にありがとうございます。

    和泉さんにご応募いただきました作品「冬の日に」でございますが、熟考の末、残念ながら不採用とさせていただきました。
    また機会がございましたら、よろしくお願いいたします。

    重ね重ね、この度はありがとうございました。
    それでは失礼いたします。

    2013/11/23 14:30:12

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