ごめんよ 気づいてやれなかった
こんなにボロボロになるまで 僕を支えてくれていたんだね

これでもう 君とはお別れだけど
新しいヤツと仲良くやるから 寂しくなんかないよ

今までありがとう

ちょっと嫌なことがあったりして もう思い出したくなくて
僕はこのスニーカーと一緒に 何を捨てるのだろう

二人歩んだ足跡が 雨に降られて消えてしまっても
こいつの靴底に染み付いた 思い出までは消せやしないや

君が聞いたら笑うだろうか 僕はこいつを捨てたけれど
今日もそんなことを忘れ また新しい足音を鳴らす

俺の代わりに痛みを請け負うこいつは
最高の相棒です  旅をともする仲間です

だけどもうお前は疲れてしまったんだね
少しだけ寂しくなるけど この町で安らかに眠ってくれ

夢を運んだ足跡が 雨に降られて消えてしまっても
こいつの靴底に染み付いた 思い出までは消せやしないや

君が聞いたら笑うだろうか 俺はこいつを捨てられなかった
君のくれた最後の絆だけは まだ感じていたいから

愛され続けたスニーカー
二人は別の選択をしたけれど
大好きなご主人に感謝

今日もあなたを守ってみせる
気づいてくれなくても構わない
つまずいたり転んだりしても
また逢えるから ほら前を向いて

今日も足跡を刻んで
また新しい足音を鳴らして

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

スニーカー

二人の男が、自分の記憶に向き合う瞬間の話です。

 

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投稿日:2009/03/08 02:56:46

文字数:566文字

カテゴリ:歌詞

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