目蓋の裏を駆け抜け
恋に溺れぬ、と
逃げ出した薄明の背

焦がれるほど散らす
遠回りの帰りで
すべて忘れてしまおう

懐かしい声の音ならもう
遠く消えていった
朝靄を掻き分けて

いつか眠りと
揺り籠のなかで
黄昏に手向けの花を

黄昏を翳しても 廻るだけ


目蓋の裏を駆け抜け
貴方に溺れて
例え何処へ行こうとも

近付くほど揺れる
霞んでいく眸
どうか伸ばした右手を


それが始まりだと 知る

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  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

朝靄のなかで(/不採用)

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投稿日:2012/01/03 20:35:27

文字数:200文字

カテゴリ:歌詞

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