退屈だった
今日がほら
またいちからやり直し
でも眠りたくないな
夜に浮かんでいたい気分だ
悲しくなるほど
街の灯りが光を消して
余裕なんて忘れた
置いてけぼりは嫌だった
ひとつふたつ
言葉の数々が
いくつも浮かんで
何度も変えた
どれもよく当てはまらなくて
気づけば口走っていた
なんでかな
いつだって
意味を成さないのは
うまく生きられたら
風を歩かないさ
道に落ちていた枯葉が飛んだ
呼吸することだけが
生きているとするなら
首を締め続ける僕は生き苦しいままだ

面倒になった
思い描くことさえも
窓に映るのは
本当に綺麗な景色だ
色の中で
ただひとつ
好きになんかなれない
そんなそんな僕でした
ひとりふたり
遠のいて行く背中
手を振ることもない
さよならの言葉もない
どんなに味気なくても
グッと飲み込んできたよ
そろそろさ
吐き出してしまいそうなくらいだ
心を捨てられたら
夜を求めないさ
進み続ける針の音が嫌いで
心臓が強く鳴り
生きているとするなら
どうしても膝が笑う僕は息辛いだけだ

雲を掴んで
あの鳥になろう
くしゃくしゃに丸めた紙に
漢字一文字を書いた
思い切り握りしめて
有言実行だって笑って
「僕は僕だ」
残して走ろうか
うまく生きられたら
僕は僕じゃないさ
きっと最初から全部
変わっていただろう
愛することだけが
生きているとするなら
愛する人のために
花を吊るそう
夜が明ける前に
心を遊んで
通り過ぎるバイクの音

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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午前3時の朧気と

閲覧数:65

投稿日:2024/04/22 08:17:00

文字数:624文字

カテゴリ:歌詞

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