短い夏過ぎ去って 行き交う人は寂しげ
心に影宿っても 陽の光だけ眩しい
最近肌寒くなった 時間の早さに項垂れる
開き切らない目を逸らし 残り僅かの命を憂う
風が通り抜けてゆく雑音に耳塞ぎ
声はかき消されてゆく 伝えたい想いも届かない
行くあてのない言葉たち 虚しく空回りする
殻に籠り塞ぎ込んで 鬱々しい空を睨む
風はまだ止む事無く 脈動響くだけ
前に進みたいだけなんだ まだ脚は重たいけど
空は紅く色付いて 気付けば俯いてた
悪い夢はこの場所に 置いて行けたらいいのにな
風が通り抜けてゆく雑音に耳塞ぎ
声はかき消されてゆく 伝えたい想いが届かないのに
背き続ける 葛藤が締め付ける
前にただ進みたいだけ 季節の移り変わりの様に
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