寝苦しい夜に起き上がり
薄い硝子越しの窓
映る光
生の灯火が揺れて

昔も今も未来でも
人は永遠を求めて
愛だとか夢に
縋り付いては惑う

自由に羽ばたいていた天(そら)の記憶
奪われた事ばかり嘆いていた
何かを憎まずにいられないほど
だけど

生れ落ちたその瞬間に
翼を奪われていたのは
羽がなくても飛び立てる
無限の可能性を僕らに
教えるためだと

淡い記憶の中僕らは
哀しいほどに幸福な
姿映す
まるで一枚の絵画

矛盾を幾つも抱えて
人はねぇ誰か傷つけ
甘すぎる噓に
列を成しては溺れてた

生きた証それは時を戻せはしない切なさ
空が青い事をただ喜ぶ強さ欲しい

自由に羽ばたいていた天(そら)の記憶
奪われたことさえも忘れたけど
何かに気付き始めたんだ僕たちは

生れ落ちたその瞬間に
何も持たずに啼いたのは
ささやかなこの身を満たせる
無数の巡り合いを僕らが
選んでいくためと

生れ落ちたその瞬間に
翼を奪われていたのは
羽がなくても飛び立てる
無限の可能性を信じて

遥かな空で独り誰かが

僕らを

無限を越えた無限へといつか導くためだと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

lost wing

流浪の歌詞

閲覧数:186

投稿日:2014/09/14 23:30:27

文字数:478文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました