白く伸ばすウェッジソール
非常階段へ
悪戯のような
上昇気流に
投げかける
unnuiな
視線さえ気付かずに
通り過ぎる
真昼の三日月 からっぽの夜空(そら)
サヨナラ告げたのは 誰だったの
遠くを見ていた 何も言わずに
降りてゆくフロア ひとり nn... 哀しいね
無邪気なフリした
子供の目をして
求める約束
嘘を抱きしめて
いっそ明日を
隠し合う
必然なら運命で
遭えるでしょう
こぼれ落ちたまま 戻れはせずに
飾る 一人よりもつめたい夜
カクテルグラスに 映る未来を
一瞬で乱して 何も残さないで
真昼の三日月 昨日の空を
そっと置き去りに去りゆくシルエット
気丈なVenus 消した傷跡
振り返ればこんなにも遠くにいたの
リフレインも届かない 今 夜明け前
コメント1
関連動画0
ご意見・ご感想
純一郎
ご意見・ご感想
桃山91号さん、はじめまして!ご応募ありがとうございます。
とても良い意味での抽象的な世界観で惹きつけられる詩ですね。
言葉の選び方がすごく上手で、詩の内容とこの曲調にも全く違和感なく
拝読させてもらいました。
〆切・選考までもうしばらくお待ち下さい。ありがとうございました!
2011/08/29 05:45:30