「さよなら」と言って君が手を振った
叫ぶ言葉を夢の中探して逃げた

いつも頼りないもの 繋ぎとめていたくて
駆け出しては転んだ 君は笑ってた

忘れる前に口ずさむ 唄を
何度も記憶なぞる
ビルの隙間から見上げた星は
君へと光投げてた


空回りしてたあの頃の方が
ずっと 気持ちをありのまま伝えられてた

君の手紙の文字を赤いペンでなぞれば
見落としていたものが見える気がしてた

忘れるために咬み切った花が
道端で揺れている
くやしくて踏みつけたアスファルト
ひび割れて 記憶芽生える


「忘れてもいいよ」
あの日の君がそう言って
また僕に背を向ける

繰り返す記憶が僕の心に刺さる
込み上げる思いは言葉にならなくて


君を忘れるために失くした花
今でも僕に笑う
口ずさむ唄ならひとつでいい
君へと光を投げてる

「ここにいる、ずっと」
彼方の君へ 届けたい
あの日の言葉を今

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

忘却の彼方

MIC_duction様の楽曲応募用。
旅立っていく誰かが言った言葉に何も返せなくて、今も後悔している。
でも僕はずっと待ってるから!
というイメージで書きました。

アニメのOPみたいなカッコよさだったので、タイトルもあえてベタベタな感じにしてみましたw
本当は忘れようと思ったけど、やっぱり無理だよ、という意味を込めて。

閲覧数:380

投稿日:2011/01/23 17:57:08

文字数:391文字

カテゴリ:歌詞

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