硬い唇　琥珀のような
開かないその唇
以前のように　僕に向かって
笑いかけては　くれないの？

君が必要ないと言った
僕が君のために
壊して捨てたものアレが
大切だったの？

僕が君にしてしまったことは
何をすれば償えるのだろうか
金も名誉もいらないとすれば
命を捧げる準備もあるのに…



死んだような目　魚のような
何も見ないその瞳
ときどき光る　君の瞳を
眺めるのが好きだったよ

空を見つめるだけの目で
君は僕に向かい
何を訴えているのか
僕にはわからない

僕が君にしてしまったことは
何をすれば償えるのだろうか
地球の裏側も駆けずり回り
欲しいものがあるのなら探すのに…



いつも見てた　美しい
姿　その笑み
取り戻せるなら

僕が君にしてしまったことは
何をすれば償えるのだろうか
金も名誉もいらないとすれば
命を捧げる準備もあるのに…



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かたいくちびる　こはくのような
ひらかないその　くちびる
いぜんのように　ぼくにむかって
わらいかけては　くれない　の

きみがひつようないといった
ぼくがきみのために
こわしてすてたものあれが
たいせつだったの

ぼくがきみにしてしまったことは
なにをすればつぐなえるのだろうか
かねもめいよもいらないとすれば
いのちをささげるじゅんびもあるのに



しんだようなめ　さかなのような
なにもみないそ　のひとみ
ときどきひかる　きみのひとみを
ながめるのがす　きだった　よ

くうをみつめるだけのめで
きみはぼくにむかい
なにをうったえているのか
ぼくにはわからない

ぼくがきみにしてしまったことは
なにをすればつぐなえるのだろうか
ちきゅうのうらがわもかけずりまわり
ほしいものがあるのならさがすのに



いつもみてた　うつくしい
すがた　そのえみ
とりもどせるなら

ぼくがきみにしてしまったことは
なにをすればつぐなえるのだろうか
かねもめいよもいらないとすれば
いのちをささげるじゅんびもあるのに