響き渡った
刻はのうのうと
無為に遮ってしまうほど
白いアマリリス
溶けないように
僕らを枯らすように glow

声を降らす
半透明な体
殺すことだって咎めないのなら
不感症にアイスピック
掴んでて
甘い鼓動を撫でてよ


不可侵な意味を壊した
そんな世界に葬った
去り際の嘘


捨て置きの残像に
尖った爪先は焦れったいだけ
虐げられた夢の最中に
俯くあなた
見失ってしまうから



患った
残響をミュート
釘に打たれたこの体躯
白く 篝に差し出すように
些か苦い溜息だ



老いを来す
もどかしさとも
隔った鼓膜を破り捨てて
押し殺(や)った産声を下す
上がらない手の内で


不可侵な意味を壊した
そんな世界で語らった
窓際の愛情



捨て置きの残像に
尖った爪先は焦れったいだけ
首に下げた箱の中でも
痛いまま蹲っていたいだけだ


キャラメルマキアート掬って
そっと 撫でていたいのに

僕らが避けた独り言で
俯くあなた
見紛ってしまうから

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凍結 歌詞

3年以上前の曲です。作詞した中でも特に思い入れのある一曲。

music:放送部長

閲覧数:90

投稿日:2022/03/21 17:10:25

文字数:430文字

カテゴリ:歌詞

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