冬巡リ失フ恋
君と初めて目が合った時
何も感じなくて帰り道を拒んで
そっと「好きだ」なんて冗談吐いて
僕の冬巡リが始まった
寂しくないと謳う僕は
君に吹き掛けてた白く濁るコトバ
凍えた心は溶けないまま
君の温もりさえ捨てたんだ
途絶えたままの交わりが
君が居なくなって後悔して叫んだ
ずっと傍で居たかったんだ
嫌いだなんて何故吐いたんだ...
淋しいと震え傷口を塞いで
見えない所で僕は手を振った
いつか会えるのかな?「ごめんね」と言いたくて
君と初めて出会った場所へ
今会えるのなら会いたいよ傍に居たいんだ
何度も何度も好きと叫んだら
またいつか君に届きますように
もしもタイムマシンがあれば
失ってしまった言葉を消したくて
凍えていくんだ枯れた僕は
くしゃくしゃになるまで泣いたんだ
遠い声も何もかも沈んで
笑う事さえもこんなにも辛くて
何度も傷ついてそれでも追いかけた
君と初めて出会った場所で
今会えるのなら何もかも取り戻したくて
何度も何度も後悔をしたら
またいつか出会えたらいいな
今会えるのなら会いたいよ傍に居たいんだ
何度も何度も好きと叫んだら
またいつか君に届きますように
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