サウンドオブデイズ


A
私なんていつか消えるもんでさ
昨日今日なんてのに
縛られちゃってさ バカみたいだ
所詮自分たちの戯言だと

A
神様なんてのを信じちゃってさ
神頼みだって?何?
御都合主義でさ 何もかもと
自分中心に回る

A*
心のここんとこ 見えるもんでさ
ホント、ウソなんて呆れるほど

B
「さあ、嘘だ嘘だ」
騙し集る私なんて
ホントなんてものは
とっくに失ってた気がしてるんだ
だけどさあ おかしいな
そんな嘘が待ち遠しい

S
私の両眼の片隅に
置かれたあの日の意味に
気づけないあたり
まだ探してるんでしょ?

限りの無い反転世界に
生まれたこの眼の中で
涙なんて美しいものはもう
枯れ果てちゃっているらしい

A
命なんてものは 無駄なもんでさ
昨日今日できたのに
奪われちゃってさ 
「何その話?」「無駄な話」

A*
心のここんとこ 見えるほどにさ
生きる死ぬなんて忘れるほど

B
「まあ、嘘だ嘘だ」
半ば強引話を逸らし
タイトな逃げ道でさ
行着く先も見えやしないんだ
なのにさあ 可笑しいんだ
そんな夢が待ち遠しい

S
あの日の両手の片側に
握った孤独の日々を
出られないあたり
まだ足掻いてるんでしょ?

歯切れ悪い反転世界に
繋いだこの手の中で
愛だなんだ美しいものはもう
変わり果てちゃっているらしい

C
「アナタの眼を私に頂戴
ついでに涙あたりもお願い」
「アナタの手を私に頂戴
ついでに愛とかも希望」

D
言の葉に魅せた重みの色
黒にまみれて

S
両眼の片隅に
置かれたあの日の意味に
気づけた瞬間に
そう求めてるんでしょ

飾りの無い満天世界に
生まれてその眼の中で
涙すらも美しいものにもう
見えちゃってる自分を

愛する人を


A
わたしなんていつかきえるもんでさ
きのうきょうなんてのに
しばられちゃってさ ばかみたいだ
しょせんじぶんたちのざれごとだと

A
かみさまなんてのをしんじちゃってさ
かみだのみだって なに
ごつごうしゅぎでさ なにもかもと
じぶんちゅうしんにまわる

A*
こころのここんとこ みえるもんでさ
ほんとうそなんてあきれるほど

B
さあ うそだうそだ
だましたかるわたしなんて
ほんとなんてものは
とっくにうしなってたきがしてるんだ
だけどさあ おかしいな
そんなうそがまちどおしい

S
わたしのりょうめのかたすみに
おかれたあのひのいみに
きづけないあたり
まださがしてるんでしょ

かぎりのないはんてんせかいに
うまれたこのめのなかで
なみだなんてうつくしいものは
もうかれはてちゃってるらしい

A
いのちなんてものはむだなもんでさ
きのうきょうできたのに
うばわれちゃってさ
なにそのはなし むだなはなし

A*
こころのここんとこ みえるほどにさ
いきるしぬなんてわすれるほど

B
まあ うそだうそだ
なかばごういんはなしをそらし
たいとなにげみちでさ
いきつくさきもみえやしないんだ
なのにさあ おかしいんだ
そんなゆめがまちどおしい

S
あのひのりょうてのかたがわに
にぎったこどくのひびを
でられないあたり
まだあがいてるんでしょ

はぎれわるいはんてんせかいに
つないだこのてのなかで
あいだなんだうつくしいものはもう
かわりはてちゃってるらしい

C
あなたのめをわたしにちょうだい
ついでになみだあたりもおねがい
あなたのてをわたしにちょうだい
ついでにあいとかもきぼう

D
ことのはにみせたおもみのいろ
くろにまみれて

S
りょうめのかたすみにおかれた
あのひのいみに
きづけたしゅんかんに
そうもとめてるんでしょ

かざりのないまんてんせかいに
うまれてそのめのなかで
なみだすらもうつくしいものにもう
みえちゃってるじぶんを

あいするひとを


この詞の説明:

タイトルは、日々の音、つまり、「暗」という漢字を表しています。

内容としましては、自己中心的なある女の子が
目が見えなくなり、手を失ってしまった話です。
最初からパートごとに説明をすると、


A
昨日も今日も自分らが勝手に決めたものだと、
何も気にしない、命を考えてない状態。

A
神様だとか何とか言うのはいつだって自分にとって
都合のいい時でしかない。そういう自己中心的考え。

A*
ここで眼や手を失って、自分の心がより見えるようになる。
そして、自分のホントやウソが手に取るようにわかってしまう

B
いつだって嘘を付いてきた彼女だが、
眼を失ったことも嘘であって欲しいと願っている。

S
あの日の事を考えないようにして生きていたけど、
実際どこかで考えてしまっている。涙も出ないくらいに。
反転世界=眼が見える世界の逆 つまり眼の見えない世界

A
命の大切さに気付き始める。
だけど、強がって自問自答で否定している。

A*
強がっているせいで、
辛すぎて生きているか死ぬかももうわからなくなっている

B
考える事を拒み、狭い逃げ道を作っていく。
だけど、どこかで夢を見ている。

S
眼や手を失ったことにより孤独の世界に浸り今も抜け出せない。
もはや愛なんてものも、そこでは憎悪に変わり果てている。

C
こんな状態はもう嫌だ。だから眼を、手を頂戴。
そこに、失ってしまった、変わってしまった涙と愛もつけて。

D
Cの言葉が誰にも届かないままの状態

S
ようやく気づけた(思い出した)あの日の記憶。
自分から消し去ろうとしていた記憶。それを思い出し、
彼女は、涙すらも美しく見える世界と愛する人を求める。

これはあくまで解釈の一つとして参考にしてください。


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

サウンドオブデイズ

http://piapro.jp/t/NBJT
この曲に対する歌詞

閲覧数:265

投稿日:2013/03/01 01:47:49

文字数:2,344文字

カテゴリ:歌詞

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