巡ってゆく
また季節足音が聞こえてくる

慣れた道路
馴染んでた町並み
飽きるくらいまで長い時間眺めてたよ
僕らのスクリーン

十年後にね
君と何処かで出会っても
昨日さよならしたばかりのように
笑える？

通り抜けた
黄昏の電車を追いかけていた

何かに追い
付かれないように気持ち
焦っていて不安ばかり先立つけれど
まだ振り返らない

十年後には
世界も変わるだろうけど
君は変わらないでなんて僕の
我侭

十年後とか
今はまだ遠すぎるよ
後ろ髪ひかれてるけれど

十年後にね
君と何処かで出会ったら
昨日さよならしたばかりのように
憎まれ口を交わして
笑うよ