夏猫葉慈芽は

桜ジャスミン色のケータイを開いて
いかにも堅苦し気に瞬きを数回した





そんな事を思いながら

口の中でキャンディーを転がすように

「土屋様 僕に自由をください」

と つぶやいていた

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赤い蝶の界③---12/40


外された銀の足かせと


現れし蕁ノ道

閲覧数:54

投稿日:2013/03/15 14:53:20

文字数:105文字

カテゴリ:その他

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