小さなバレエシューズ
爪先が汚れてきたなぁ
これは踊るためのものでしょう
夢を見るためのものではないこと
私小さな頃からずっとずっと
わかってた
つもりだった
二度とあなたの後ろ姿追いかけたりしない
夢の中でだって
抱きついたりしない
二度とあなたの後ろ姿追いかけて温もりに触れたりしない
ねぇだからもう一度あたしの手を取って
踊ってくれませんか
幸せだった
あたしにバレエシューズをくれた
あなたが笑ってた時が一番
こんな思い出をくれたくせに
最後は何も言わずに居なくなるのね
これからきっと
我儘言って困らせたりしないと約束したって
その小指にはもう触れない
でもお願い独りではこんなダンス
踊れないんだよ
だからどうかもう一度あたしに
教えて
全てを
あなたがくれたんじゃない
こんな想いも
こんな痛みも
泣いてしまうほどの優しさを
あたしに全部教えてくれたんでしょう
それなのにどうしてよ
いなくならないで
二度とあなたの後ろ姿追いかけたりしない
夢の中でだって
抱きついたりしない
二度とあなたの後ろ姿追いかけて温もりに触れたりしない
ねぇだからもう一度あたしの手を取って
踊ってくれませんか
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ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
English
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