赤色 緑 黄色のリボン
町に溢れる カラフルな装飾
包み抱える 少女達
響くように香る 甘い囁き達
あれはいったいなんなのですか?
「バレンタイン・ディが近いんだよ」
諭すように 教えてくれた
トクベツな人へ 甘い贈り物をする
トクベツな 日のことだよ
そう言って 指差した
彼女らは 一様に
輝く瞳で 眺めてる
トクベツとはなんですか?
少し驚き 苦笑するあなた
君にはまだ 早いかな?
そういって 私の手を引く
あなたの背中が 物憂げで
頬を染める 彼女らを眺めて
どこか遠くを 見つめてた
「もうすぐトクベツな日だよ」
指から生まれる 柔らかい調べ
その日のために 紡がれる言葉
目を細めて 微笑むあなた
トクベツな日を 想っていると
語るあなたの 横顔を
私だけが箱ごしに 眺めていたの
トクベツってなんだろう?
普通一般と 違うこと
特に区別 するもの
格別に されるもの
奏でるたびに 滲むのは
あの日のような 彼女達と同じ
どこかくすぐったい 甘い香り
「もうすぐトクベツな日なんだよ」
理解できない その言葉
理解できない その響き
理解できない その甘さ
理解できない 理解できない
わかるのはただ この機械仕掛けの
心地のよい 軋みだけ
いつもと違う 高い喧騒の
いつもよりも にぎやかな町で
いつもよりも 甘い雰囲気なか
「―--さんっ!」
あなたが駆け寄る 細い影
あなたが見つめる 赤いヒト
あのときのような とろけるまなざし
あなたが名を呼ぶ あれは誰?
愛しそうに 彼女達と
同じ瞳を 甘くする
どうしてかしら 感じたのは
どこかで溶けた 苦いチョコレート
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