題名:赤華繚乱[せっかりょうらん]


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 ~ 前奏 ~
 [00:23まで]


風囁くままこの身は進む
辿りつく場所も見えぬまま独り

刃と体は紅く汚れて
たとえ心が錆びつき凍えても

 殺し  倒し
 (嘆き)(悲しみ)

 (望まぬ)華咲き乱れ

  渇き 求め
 (呻き)(叫び)


 『―――イキたいのはダレだ?』


赤華繚乱 望まぬ華がまた一輪
紅く高く舞い散り踊る花びら

嘆く声 誰にも届かず消えさる
何時か誰かに届くのだろうか?


 ~ 間奏 ~


涙枯れ果てた悲劇の少女
凍てつく荒野で鬼と出会った

鬼は何も語らず少女を助け
少女は何も見ず鬼に言った


 『はやく、逝かせて―――私にはもう何もない』


鬼は答えた


 『……ならば見つければいい』


夕暮れ 二つの影が寄り添い合って
共に歩き出した明日を見つけに

赤華繚乱 嘆きは笑顔に変わり
このまま時が流れていけばいいのにな

ある日のこと
鬼を捕まえにやってきた人達は少女を使い鬼を誘う
少女は言う

 無意味だよ―――と。

朝日が 照らした森からソレは来た
赤い花を衣に咲かせゆっくり


 『なんで……なぜ……!?』


少女は叫び問いかける


 『やっと見つけた華だ。摘ませはしない―――ッ!』


鬼が叫ぶ 壱つ弐つ参つ華咲く。
心と刃が再び輝く

赤華繚乱 少女と鬼は駆け走る
誰も見たことのない希望の明日へと 行くよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

赤華繚乱

↓こちらの応募用に書きました。
http://piapro.jp/t/C2Od

閲覧数:169

投稿日:2013/04/06 16:37:21

文字数:652文字

カテゴリ:歌詞

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