凍る素足　砂利を踏み締め　あの日の場所から遠ざかる
駄々を捏ねる伸びた影を　無理矢理剥がして歩き行く

小春日和に絡めた指と　子供のような笑みと
心の奥　染み付いた絵が　二度と楽にして呉れない

回る回る　ロンドのよう　背中千切れた落椿
幻灯紛いの透けた腕じゃ　貴方に届かない


何も無い日　全てが落ちた　花びらは『散る』と思って居た
暗く染まる目を瞑って　貴方を何度も繰り返す

ふざけた振りで指を通した　小さな歯車へと
身勝手な恋　託すだなんて　愚かなことをしたものね

回る回る　歯に囚われ　逃れられない地縛霊
心を連れ去り　足を捥り　それでも止まらない


重い瞼　開けた場所は　貴方を失った場所でした
出会ったときの約束　私　破っても　好いですか？

回る回る　ロンドのよう　全て失くした落椿
一度嵌った運命の歯は　二度とは外れない



[Aメロ]
こおるすあし　じゃりをふみしめ　あのひのばしょからとおざかる
だだをこねるのびたかげを　むりやりはがしてあるきゆく

[Bメロ]
こはるびよりにからめたゆびと　こどものようなえみと
こころのおく　しみついたえが　にどとらくにしてくれない

[サビ]
まわるまわる　ろんどのよう　せなかちぎれたおちつばき
げんとうまがいのすけたうでじゃ　あなたにとどかない



[Aメロ]
なにもないひ　すべてがおちた　はなびらはちるとおもって[い]た
くらくそまるめをつぶって　あなたをなんどもくりかえす

[Bメロ]
ふざけたふりでゆびをとおした　ちいさなはぐるまへと
みがってなこ[い]（歌わせづらければ「かってなこい」でお願いします）　たくすだなんて　おろかなことをしたものね

[サビ]
まわるまわる　はにとらわれ　のがれられないじばくれい
こころをつれさり　あしをもぎり　それでもとまらない



[Bメロ]
おもいまぶた　あけたばしょは　あなたをうしなったばしょでした
であったときのやくそく　わたし　やぶっても　いいですか？

[サビ]
まわるまわる　ろんどのよう　すべてなくしたおちつばき
ひとたびはまったうんめいのはは　にどとははずれない