一人で 少女が 泣き出しそうな顔
誰かが <どうしたの?>と尋ねた

「友達 どこにいるかわからないの」
少女は ふるえながら言いました

<なら ここで遊びながら その子を
 待たない? きっと来るよ>
少女は 頷いて笑った

木霊の森は また一人 子供を招いた
そよぐ風と木々が織りなす歌が 鳴り始めた
少女は はぐれた子のことは すっかり忘れ
木霊たちとの遊びに もう 心を奪われた


はぐれた“友達” 少年はその頃
「あいつがついて来ない」と不安げ

ふと 楽しそうな 少女の声が聞こえて
声の聞こえる方へと 走り出した

行けども 行けども 捜した姿は見えずに
深い霧の森の中 ただ走る どこまでも
止まぬ 少女の声を頼りに たどり続け
少年は 森の深く 深くへと 踏み込んでいった


森の中 こだまする 木霊たちの唄声
<そこ行く 可愛い坊や 友達になりませんか?
 おいで おいで 遊ぼうよ みんなと一緒に>
深い霧の中 二人は いつまでも遊んでる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

こだま唄 / 応募用

そふぃすと さんの曲を拝聴しまして。
原曲様→http://piapro.jp/t/yQD0

聴いていて、「森」をイメージして、
こうなりました。

変更は随時受けます。

閲覧数:161

投稿日:2011/02/27 22:54:11

文字数:434文字

カテゴリ:歌詞

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