優しく包み込む朝の木漏れ日
憂える心を繋ぎとめている
世界を照らし出す鏡の中に
楽園だけ求めて

この一縷の光の 暖かさの下に
痛みとの駆け引きは 私たちに許されてるの

一人楽園に夢を落として 俯き眺めていた命の躍動を
一人安らぎの中に埋まり 未熟な情念さえ内に潜ませ続けて


賢しく駆け回る人並みの中
揺らいだ廃墟を守り通しても
忙しく回り出す歯車たちと
噛み合うことを止めて

あの一重の境界の 朧げな霧雨
振りかざした猶予は 私たちが受けとめてるの

一人箱庭に影を落として 静かに震えていた幼い日の別れ
一人哀しみの中に埋まり 色づく季節の果て飲み込まれてゆくように


二人楽園に夢を託して 喜び笑いながら信じ合えていたの
やがて福音の波が押し寄せ 涙が乾く前に二人で駆け抜けていこう

きっとそのまま 戻ることなく
やっと手にした 楽園への鍵を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

二人の楽園

閲覧数:181

投稿日:2010/04/30 21:09:24

文字数:380文字

カテゴリ:歌詞

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