枕木響かせ 今電車が近付く
遮断機の音が ただ負けずに鳴ってた

それじゃまた明日(あした)ねと
いつも通り言いながら
笑顔で手を振っていた君を
当たり前と思った

日常って何なんだろうと
疑うことさえしなかった僕が
今はただ繰り返しては
答えばかりを探しているよ


暮れてく夕闇 見えた車窓が 
過去の影映し 遠ざかってく 


周りが立てる音に
知らないフリで僕は
夢中になり過ぎてた
何も見ようとしてなかった

あんなにも響いていた
二人の無邪気な笑い声はもう
遮断機が開けた今は
耳の奥にしか聴こえない

日常って何なんだろうと
疑うことさえしなかった僕が
可笑(おか)しなくらい繰り返しては
答えばかりを探しているよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Crossing gate

kentoneさんの歌詞募集楽曲( http://piapro.jp/t/odJr )への応募用歌詞です。
かっこよくて切ないギターとメロディが素敵な曲だと思います。

曲を聴いて湧いたイメージが「夕暮れの中遠ざかる電車を踏み切りで見送るレン」という具合だったので。
タイトルは「遮断機」の英訳です。

歌詞を考える楽しい機会をありがとうございました。
もしお使いになる際は改変・修正可能です。
採否はさておき、曲の完成を楽しみにしております。

閲覧数:270

投稿日:2011/06/14 21:09:10

文字数:314文字

カテゴリ:歌詞

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