(1A)
悠久の時に流る
想い、言葉
果てはなく
捻れあう
命の螺旋が
巡りゆく

(1B)
響く胎動は
絶えることなく
小さな蕾がその時を
待ち詫びる

(1S)
開け、芽吹け
一夜に散りぬとも
刹那の
美しさを刻み給え

決して二度と
繰り返しはしない
一度限りの運命よ

(2A)
風吹きて涙落つる
青き空は
何処までも
済んだまま
悲しみ全てを
見届ける

(2B)
導、見失い
虚となりても
紛れなくそこにあるはずの
喜びを

(2S)
歌え、祈れ
現に揺れながら
刹那の
幻想に浮く朧月

一期一会
儚い出会いこそ
永久に変わらぬ輝き


(C)
小さきものも
弱きものも
生の尊さ
変わりなし

(3S)
開け、芽吹け
一夜に散りぬとも
刹那の
美しさを刻み給え

決して二度と
繰り返しはしない
一度限りの運命よ


歌え、祈れ
現に揺れながら
刹那の
幻想に浮く朧月

一期一会
儚い出会いこそ
永久に変わらぬ輝き


～かな詞～

(1A)
ゆうきゅうのときにながる
おもい、ことば
はてはなく
ねじれあう
いのちのらせんが
めぐりゆく

(1B)
ひびくたいどうは
たえることなく
ちいさなつぼみがそのときを
まちわびる

(1S)
ひらけ、めぶけ
ひとよにちりぬとも
せつなの
うつくしさをきざみたまえ

けっしてにどと
くりかえしはしない
いちどかぎりのさだめよ

(2A)
かぜふきてなみだおつる
あおきそらは
どこまでも
すんだまま
かなしみすべてを
みとどける

(2B)
しるべ、みうしない
うろとなりても
まぎれなくそこにあるはずの
よろこびを

(2S)
うたえ、いのれ
うつつにゆれながら
せつなの
げんそうにうくおぼろづき

いちごいちえ
はかないであいこそ
とわにかわらぬかがやき


(C)
ちいさきものも
よわきものも
せいのとうとさ
かわりなし

(3S)
ひらけ、めぶけ
ひとよにちりぬとも
せつなの
うつくしさをきざみたまえ

けっしてにどと
くりかえしはしない
いちどかぎりのさだめよ


うたえ、いのれ
うつつにゆれながら
せつなの
げんそうにうくおぼろづき

いちごいちえ
はかないであいこそ
とわにかわらぬかがやき