いくつの夜を 越えてもまだ
変わらない日々を 今日もうたう
振りまく笑顔の裏側に
ため息隠して そっとドアを閉める

港から街へ続く坂道は 樹々の色に似た石畳
足もとで眠る 枯れ葉眺めては
今ここにいない あなた想いながら 目を閉じる

 あしたになれば また同じ
 ひとりきりで目覚める 朝が来る
 あなたは どこにいるのでしょう
 待ち続けるわたしの詩(うた)が聴こえたら どうか振り向いて

いくつも 春と夏は過ぎて
何度目かさえも 忘れた秋
最後に 抱かれた日の記憶(こと)も
そうしていつしか 消えてゆくのでしょう


ずっとここにいる そう言ったけれど
孤独(ひとり)に慣れたわけじゃない
風に遊ばれた枯れ葉が わたしのこころの水面で軋んでる

 ひとりで 夢を見ることに
 疲れ果てて 流した涙さえ
 あなたは 気づかないのでしょう
 そしていつか わたしが散ってしまうのも

 人生(いのち)に 冬が来る前に
 もし この声届くなら
 凍えてしまわないように
 わたしのことを そっと抱きしめて

 いつかまた ここで
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Folhas Secas

nocchi1031氏(パレットP)とのコラボです。

mp3   http://piapro.jp/content/ufjuin1n46yl8uxk
ニコ動 http://www.nicovideo.jp/watch/sm19062307

イラストはrumecoさんです。


[2012/10/10追記]
ライナーノーツ公開しました。
http://mak-kanzawa.seesaa.net/s/article/296547470.html

閲覧数:610

投稿日:2012/10/07 23:47:56

文字数:470文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました