月を見上げて立ち尽くす
一夜七夜と 時は過ぎ
指を伸ばせど遠ざかる
あなたが消えた空

水面に落ちた花びらは 寄る辺なく沈み
飼い馴らしたはずなのに 孤独がわたしを責めた

その手に掬い上げられ 太陽の下で笑った
贈られた花の櫛 あなたと共に生きた

月を見上げて立ち尽くす
一夜七夜と 時は過ぎ
指を伸ばせど遠ざかる
あなたが消えた空

夢が掻き暮れて 櫛を抱きしめる
固く凍る躰 二度と陽が射さぬ道

永久に枯れない面影と
記憶の底で寄り添った
あなたとの日々を無くしたら
わたしはどこに行けばいい?

月を見上げて立ち尽くす
一歳百歳 見送り
泣き濡れる花を目印に
あなたは迎えにくる

わたしはここで待っています

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

花櫛(曲付)

http://piapro.jp/t/RJ50
Kakさんの歌詞募集曲へ。


・漢字の読み
一夜七夜:ひとよななよ
永久:とわ
一歳百歳:ひととせももとせ


◆8/25
採用されました。

・歌詞修正

閲覧数:408

投稿日:2012/11/17 14:32:52

文字数:310文字

カテゴリ:歌詞

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