欲しいものは何だってこの手からすり抜けていく
知らず知らず傷つけて
気付いたとしてももう取り戻せないものばかり
向こう岸であなたがわらう

空っぽの心に降り積もる
あなたの体温が恋しい
最後にくれた言葉のカケラも
残さずに呑み込んでしまえばよかった

もう一度声聞かせてお願いだから
私を見て そして笑ってほしいの
言えなかった ごめんねもありがとうも
届かなくて 空へと吠える


欲しかったものはこんな終わりなんかじゃなかった
いつの間にか失って
気付いたときにはもう声も届かない場所の
花畑であなたは眠る

重なっていく記憶のどこかで
薄れていくあなたの面影
最後にくれた優しい眼差しを
逸らさず目に焼き付けていればよかった

もう二度とあなたの声を聞けないのね
私を見て そして叱ってほしくても
言えなかった さよならもおやすみなさいも
音にならず 空へと消える


欲しいと願ったものは二人の幸せだったの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

欲しかったのは

久しぶりに投稿。
切ない感じで書いてみました。
タイトル思いつきませんでしたorz

閲覧数:120

投稿日:2010/01/03 00:06:38

文字数:408文字

カテゴリ:歌詞

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