ここはとある場所にあるとある学校である。


その学校にある、ひとつのクラスのお話。

そのクラスには頭が悪かったり馬鹿だったり馬鹿だったりな生徒が…。

レ「ちょ、オイ作者！！　悪いとこしか言ってねえじゃんか！！　何故に二回も馬鹿って言った！？　作者はなにやってんだ！　お前も頭悪いくせに！」


リ「レンー…落ち着きなよｗｗ作者も馬鹿って認めたし。」


レ「リンがそう言うなら…。」




そんな生徒たちが集まったクラス。


生徒の数は８人。他のクラスと比べるとだいぶ人数が少ない。




















今日もいつもどうり朝が来る…。

朝はどうしてもテンションが低い。眠いし。

そんな状態で学校もあるし…マジないわぁー。



レ「あ、そういえば。」

リ「ん？　どうしたの。」

レンと一緒に学校に向かってる途中に、レンがふと何かを思い出したように言った。

レ「宿題やってなかったー。まあいいか、別にやらなくたって何にも変わんないし。」

リ「オイオイ…。まあ、他にもやってきてない人もいると思うから大丈夫だよ。」

レ「だよね。」


家から学校まではそんなに遠くないからすぐに学校に着いた。

私たちのクラスは２年３組。
この学校は他と違って全校の人数も少ない。
だから一般のクラスは２クラスまでしかないのだ。
２年３組はこの学校で馬鹿が集まるクラスだった。

もちろん私たちも自分を馬鹿だって認めてる。


ガラッ

リ「おはよー。」

レ「オーッス。」

ミ「あ、リンちゃんとレン君おはよ。」

グ「二人ともおはー。」

リ「あれ？　いつも早く来てるカイトがいないけど。」

メ「ああ、あれなら購買部にアイス買いに行ってる。」

めーちゃんｗあれってｗｗ

グ「朝っぱらからアイス？　あいつも馬鹿だね～。」

ク「だからバカイトって言われてるんだろｗｗ」

テ「あ、カイト戻ってきたよ。」


カ「みんなただいまー。」

ク「おかえり…アイス買えた？」

カ「まだやってなかった…。」


このクラスの人たちはみんな仲がいい。



ガラッ

メ「あ、先生きたよ。」

先生が着たとたんにみんな席に着いた。

ル「みんなおはよう。」

一同「おはよーございます…。」









朝の会が終わり先生の話も終わり、めんどくさい授業が始まる。

リ「１時間目は…え゛、えー！！　英語かよ！！」

なんで日本にいるのに英語を学ぶんだ…っていつも思う。
嫌がらせか？　嫌がらせで英語なんか学ぶのか？

ミ「英語やだねーしかも、うちの担任のルカ先生が担当の教科だし。」

グ「ホント、ついてないな。」

ル「はい、授業始めるわよ。席について。」

ミ「げっ、もうきたよ…じゃああとで。」

ミクたちはそれぞれの席に着いた。




ル「じゃあ今日は１年生の復習的な何かをやります。」

何かってなんだよ…。

ル「教科書１５ページ開いて。」

先生の指示通り１５ページを開いた。
そこには単語がびっしりと載っていた。
こんなに単語見せられたら、もともとないやる気がもっとなくなる…。

はあー、なんだよ単語とか…これは一体何のためにあるのかな。

ル「じゃあ先生がいった言葉を英語で言ってみてね。言う人は指定するから。」

指定するのかよ！　あてられませんように！

ル「作る、の過去形は？　じゃあミクさん。」

「ええ！　あたしですか！？　えーっと…。」

あたしと同じで英語が苦手なミクは行きづまっている。

ル「ｍａｄｅですよ。読みはみんなが好きそうなメイドです」

みんなが好きそうな…なんで知ってるの…？

ル「じゃあ今度は、消しゴム。ではメイコさん。」

メ「イレイサー…です」

ル「ｅｒａｓｅｒね。合ってるわよ。」

そんなこんなで英語の授業は何とか終わった。


レ「ようやく英語終わったねーだるかった…。」

リ「次は…数学だと！？　なんで嫌いな教科が続いてんのよ！　やっぱり嫌がらせ？」

カ「それは違うとおもうよーたまたまだよ。」

テ「何でそんなに余裕あるのかと思ったら、カイトは僕たちよりは数学出来るほうだったね。」

会話の通り、カイトはこのクラスでは数学は上のほうだった。
何でこんな馬鹿なのに数学できるんだか…。


そこに早くも先生が来た。
もっとゆっくり話をさせろ。

数学の先生はがくぽ先生だ。

が「じゃあ席につけ～。」

まためんどくさい授業が始まった…。