月明かりその白い指　私たちを何処へ導く
穢れなき世界だったら綺麗な花が咲くのでしょう

幼い日の約束はまだ
胸の奥に息づいてる

愛とも呼べぬ拙さ
今では遠くて

いつからでしょう
本当の事を
言えなくなったのは
涙さえ流せないのは

花を舞う蝶になれたら　この心を伝えられたら
望むものは無い　ひと時の命

目を瞑ったならば瞬きに咲く月明かりの花が
揺れていたあなたに寄り添うよう

月明かりその白い指　私たちを何処へ導く
穢れなき世界だったら綺麗な花が咲くのでしょう

花が散り雨になっても　実る事が無いのだとしても
枯れる事は無い　永久（とこしえ）の想い

月だけが知ってた