A
絶えず独り 耳を塞ぎ
夜明けを待つ AM04:00

蒼く眠る 無人町に
居場所なんて 棄てた

意志も持たず 今を生きて
朝を穢す AM04:00

蜩鳴く 無人町が
綺麗過ぎて 棄てた

B
路地を 抜けて
一生懸命 抗って
記憶の中 彷徨う 絶望

サビ１
君無しの 世界なら ボクは要らない
誰かが 悲劇を 語り継いでも
君無しの 世界には ボクは要らない
それでも 君の分まで 生きるの？


A
今日も独り 音を背負い
朝日を待つ AM04:00

光霞む 無人町に
感情さえ 棄てた

同じ事を 繰り返して
明日を塞ぐ AM04:00

陽が差し込む 無人町に
隠すように 棄てた

B
君の 元へ
一生懸命 抗って
記憶の中 最期の 指切り

サビ２
君無しの 世界でも ボクは生きるよ
二人の約束 消えないように
君無しの 世界にも ボクは生きるよ
君との 日々は いつも 優しくて


D
笑った顔も 怒った顔も 困った顔も 奇跡
出逢った時も 迷った時も 誓った時も 軌跡


サビ３
君無しの 世界にも 君は生きるよ
二人で 生きると 決めた広場
「町中を 見渡せる この場所が好き」
あの日の 君の 声が 今も……

サビ１
君無しの 世界なら ボクは要らない
誰かが 悲劇を 語り継いでも
君無しの 世界には ボクは要らない
それでも 君の分まで 生きるよ




【ひらがな版】

A
たえずひとり みみをふさぎ
よあけをまつ よじ

あおくねむる むじんちょうに
いばしょなんて すてた

いしももたず いまをいきて
あさをけがす よじ

ひぐらしなく むじんちょうが
きれいすぎて すてた

B
ろじを ぬけて
いっしょうけんめい あらがって
きおくのなか さまよう ぜつぼう

サビ１
きみなしの せかいなら ボクはいらない
だれかが ひげきを かたりついでも
きみなしの せかいには ボクはいらない
それでも きみのぶんまで いきるの？


A
きょうもひとり おとをせおい
あさひをまつ よじ

ひかりかすむ むじんちょうに
かんじょうさえ すてた

おなじことを くりかえして
あすをふさぐ よじ

ひがさしこむ むじんちょうに
かくすように すてた

B
きみの もとへ
いっしょうけんめい あらがって
きおくのなか さいごの ゆびきり

サビ２
きみなしの せかいでも ボクはいきるよ
ふたりのやくそく きえないよに
きみなしの せかいにも ボクはいきるよ
きみとの ひびは いつも やさしくて


D
わらったかおも おこったかおも こまったかおも きせき
であったときも まよったときも ちかったときも きせき


サビ３
きみなしの せかいにも きみはいきるよ
ふたりで いきると きめたひろば
「まちじゅうを みわたせる このばしょがすき」
あのひの きみの こえが いまも……

サビ１
きみなしの せかいなら ボクはいらない
だれかが ひげきを かたりついでも
きみなしの せかいには ボクはいらない
それでも きみのぶんまで いきるよ