抱えた物は、どんな色?
”ただ震えて、壊れた”
讃えた者は、どんな顔?
”見据えた先で、歪んだ”
叶えた嘘は、夢の後?
”啼いた鐘は、止まった”

さようなら、キミの声
さようなら、僕の詩

響いた声は、誰にも届かず
道の真中で、距離だけが離れていく
季節外れの雪が足跡を埋めるよ

乾いた心に、沁み込んでは
流れて行く、面影

近づいて、離れて、繰り返しで
擦り切れて、汚れて、投げ捨てた

どれほど、歩いて、離れたか
やっぱり”恋しい”って泣いたんだ

乾いた声で、キミの名を呼んで、さあ
道の真中で、その背に手を振って、今

季節外れの、雪が足跡を埋めたら

淡い夢に、酷く溺れ
哂う、他者に、影に、怯え

卑しく、醜く、汚い僕は

それでも、それでも 触れ合っていたいと思うんだ
触れ合っていたいと

今、踏み出す足元が崩れて
またキミが離れて行っても
なら、歩くよ その距離を

振り向いたその頬に、手を寄せて
抱きしめた、この、暖かさに全てを委ねて

帰ろう?ふたり、元来た路を
帰ろう?ふたり

帰ろう。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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閲覧数:144

投稿日:2010/05/09 16:14:41

文字数:460文字

カテゴリ:歌詞

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