いつだって僕は 止まったまま
蜘蛛の巣に絡めとられた 蝶のように
ただ 無力でしかなくて

どうやって僕は 逃げようかと
面倒な出来事を避け 『簡単』を求め
ただ 無能でしかなくて

欲しいものは たくさんあって 
幾度も喚いて ヒステリック
与えたいものを与える方法
見つからないと ペシミスティック

僕は いつも もがいていた


愛が欲しいよ 君の心が欲しいよ
君といられる 時間が欲しいよ
糸は心を締め付け
雁字搦めの僕の心に 一秒ごとに傷を増やしてく


いつだって君は 進んでいて
蜘蛛の巣を吹き飛ばす 風のようで
ただ 憧れでしかなくて

どうやって僕は 追いつこうかと
面倒な出来事が無い 世界を探して
僕に また糸が絡まる

優しい薬を 流しこんで
眠りを求めた オーバードーズ
優しさ探して 見つからなくて
向かう未来は ディプレッション

僕は ついに 動けなくなった


愛が欲しいよ 君の心が欲しいよ
君といられる 時間が欲しいよ
糸できつく固められた
雁字搦めの僕の心で 君の心を動かせる日は来るの?


暗い部屋で眠りに落ちる  歪んだ視界に
綺麗な 綺麗な 視線が僕を 突き刺したんだ


『愛をあげるよ 君の心を見せてよ
 君といられる 時間をつくるよ
 固く強く張りつめた
 雁字搦めの君の心を 私の心で動かしてあげるわ』


「愛をくれるの 僕は心をあげるよ
 君といられる 時間を夢見てたよ
 深く傷ついた僕の心に
 取り巻き絡まる心の糸を 君の言葉で優しく切り裂いて」


いつからか僕は 進んでいた
蜘蛛の巣は切り裂かれて 蝶は飛んだ
ただ 君の言葉だけで

どうやって僕は 愛そうかと
考えて彷徨う視線は  君を捉えて
ただ 君が愛しくて 

ただ 君が愛しくて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

感情ジストロフィー

もがき過ぎると、糸は絡みついてしまいます。

閲覧数:130

投稿日:2011/03/25 23:17:12

文字数:756文字

カテゴリ:歌詞

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