プロローグ3
「 」
え?何?
「 」
ミク?どうしたの?
「 (どうしたの?)」
あ・・・・・れ?
「 (声が出ない)」
何で!?ミクもなのか!?
「 」
あ、待って!!行かないでくれ!!
「 (ミク!!)」
「ミク!!!!」
目の前の壁には皆で取った写真、いつもと変わらないベッドの上で目が覚める
「また・・・・・・また同じ夢だ・・・・・・」
おかしな話だよ
機械が・・・・VOCALOIDが夢を見るなんて・・・
冷蔵庫を開け、アイスを取り出す
「僕は何で夢を・・・」
毎朝、アイスを食べながら考える
だが分かるはずもない
「ミク・・・どこ行ったんだよ・・・」
着替えて共同の台所に向かう
「ふぁ・・・おはよ・・・」
「おはよう、カイトv」
呪音キク、このアパートの管理人
「おはよ!!カイト兄!」
「おはよっ!!」
鏡音リンと鏡音レン、僕の弟妹みたいな感じ
「おはよう・・・ございます・・・」
弱音ハク、隣の部屋の人
「あんた、もう少しシャキっとしなさいよ!!あ、おはよ!」
亞北ネル、隣の隣の人
「おいカイト!!こいつ俺の頭を刀で殴ってきたんだぞ!?」
「いつまで経っても起きぬお主を起こすためだ」
門音帯人と神威がくぽ、同じ部屋に住んでる僕の親友
「朝からみんな元気いいなぁ・・・さて、アイスでも・・」
「カイト!!!」
勢いよく入ってくる赤い女性
咲音メイコ、僕の・・・大事な人。
「ど、どうしたの?そんなあわてt
「マスターとミクの行方が分かるかもしれないの!!」
「え?」
その場に居た全員が息を呑んだ
「どういう意味?」
「とりあえず落ち着いて、レディはいつでも美しくなきゃ」
キクがメイコの髪の乱れを直す
落ち着いたが、やや興奮気味のメイコが話してくれた
マスターには同い年の従兄弟がいること
その従兄弟は現在VOCALOIDの第一人者であること
その人がVOCALOIDを販売している会社の社長ということ
その人の祖父が僕たちVOCALOIDを世界で作った山葉博士であること
「・・・・その人に会いに行ってみるか」
「でも・・・どうやって?」
ハクが不安げに言った
「第一、私たちと面識が無いでしょう?しかもこんな偉い人なら尚更・・・」
「そうでもないよ、ネル」
レンが口を挟んだ
「この人、俺とリンは面識がある」
「本当か!?」
「マスターと居た時、PCの古いパーツを買った店の店長がこの人」
「それだけ?」
「私とミク姉が写真とってもらったよ!」
「俺とマスターでロリコン店長って名前付けてた」
「あー・・・なんか微妙だが・・・」
「まあ何とかなるわ、行くなら早いとこ行きましょう。今日は平日、この人も会社に居るでしょうし」
キクが僕に投げかけてくる
「・・・よし、行こう」
と、言ってから出発するのに40分は掛かった
理由は誰が行くかだ
最初から面識のあるリン、レンは決定していたが子供だけだと不安だというので誰が行くという話しになった
メイコは仕事があるから行けないと最初に断ったがネルが
「レンとデーtじゃなくて心配だから行く!」
と言い出したら
「ネルが行くなら・・・」とハクが乗り出し
「何だか面白そうでござるな」とがくぽまでもが行きたいと言い出し
「じゃあ俺も俺も俺も」と帯人が・・・
「結局、僕とキクに落ち着くまで一体どれだけ論争があったんだよ・・・」
「ふふ、なんだかんだ言ってみんな子供ね」
キクが俺に微笑みかけてくる
正直、可愛い。中身を知らなければ一発で恋に落ちてるレベル
「さ、行きましょう」
僕たちはアパートを後にする
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