秋は夕暮れ 頬打つ風に
吹かれるたびに 思いだす
無邪気な笑顔 公園の隅
寂しさ紛らわせる 口笛に

いまはどこにいるの
ずっとあの日のまま
過ぎる時間に 取り残された
記憶 よみがえる

伸びる 伸びる 影を追いかけ
ゆらり ゆらり 揺らめくたびに
いくつ いくつ 募る想いを
せめて 届け 君のもとまで

鴉なぜ鳴く 茜の空に
照らす横顔そっと 目に浮かぶ
川沿いの道 ふたり歩いた
せつなさ ためらい 渦巻いて

いまも変わらないよ
ずっとあの日のまま
巡る季節に 急かされたって
決して忘れない

かすむ かすむ 見慣れた文字を
途切れ 途切れ 追いかけたなら 
涙 涙 止まらなくて
言えなかった 言葉溢れる

いまじゃ遅いのかな
ずっと待っているよ
遠い空でも つながっている
君に逢いたくて

何度 何度 繰り返したら
幼さすぎた もどかしささえ
なぞりながら ひとつになれる
瞬間はきっと 偶然じゃない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【北森劇場】手紙

無色透名祭2参加曲。
「手紙」
作詞:北森耕太郎
作曲:でな

閲覧数:79

投稿日:2023/11/05 20:31:54

文字数:409文字

カテゴリ:歌詞

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