いなかった人になれたなら そんなひとりごと
かき消して鳴る 歌が鳴る 僕の嫌いな歌が

裏切られることに慣れたから 心は捨てていった
心無い人と言われても もう平気になった

僕が見る世界は 僕を映して廻るから
世界を憎むのは 自分を憎むことさ

いなかった人になれたなら 僕は嫌いな自分を捨てられる?
それでも手放せないのは 希望にすがってしまうから
いなかった いつも いなかった 僕を認める人は
いつも何かを言い訳に 弱い僕を変えず生きた
僕が見えるかい?

誰一人知らない街を歩く 誰もが僕を通り過ぎる
僕はまるで幽霊だ なぜか嬉しくなった

僕が見る世界は 僕と同じで価値がない
世界を憎んでも 自分を好きになれはしない けれど

いなかった人になれたなら 僕は孤独すら肯定できるかな?
それでも手放せないのは 誰かを求めてしまうから
心ばかりを犠牲にして いつも自分を殺しては
辛かっただけの人生に キレイな終わりを探してた
僕が見えるかい?

帰る場所も目指す場所もない僕らは
"悲しみがないこと" それだけを幸せと呼んだ
幸福なんて言葉遊びさ
僕らには
 
いなかった人になれたなら 僕は続く明日を捨てられる?
それでも手放せないのは 見えない光がそこに射すから
探してた いつも 探してた 僕の空虚の意味を
いつか君に聞けるかな 僕が持たないその答えを

僕がいつかいなくなる前に
君がいつかいなくなる前に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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いなかった人になれたなら 歌詞

閲覧数:265

投稿日:2021/11/29 09:52:44

文字数:612文字

カテゴリ:歌詞

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