1A
一月は白い雪のなか
かじかんだ指にかかる息は
かすかな温もりすらが
むなしく消えた

なにげなく過ぎるだけの日々は
薄寒い暗い闇のなかで
自分の命でさえもが
大切に思えなかった

1B
未来なら見えなくてもそれでいいの
いまは いまは
ただ前を向いて 目を開けて

1S
打ち寄せる光のなか
そっと手をのばす
いつか(いつか)つかめたら
大切にするよ


2A
一月の冴える風のなかで
あまりにも早く咲いた花は
最後のひとひら散らせ
なにひとつ語らない

2B
大切なものはすこしだけでいい
いまは いまは
よけいな荷物は そっと置いて

2S
押し寄せる涙の河
必死に手をつなぎ
いつか(いつか)たおれても
寄り添っているからね

2C
白く輝くはるかに流れる雲は
答知らずにさまよう意味を知る

3S
打ち寄せる光のなか
君に手をのばす
君が(くれた)ものだけは
なくさずにいるよ


3A
三月の光る風のなか
別れぎわこぼれ落ちる涙
最後に告げた言葉は
ほほえんで、「ありがとう」



ライセンス

  • 非営利目的に限ります

君がくれた季節

一月はひとりだった。
二月に君と出会って、
三月、春が来る頃、君は……

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あみさんの歌詞募集(http://piapro.jp/t/_ig_)への応募用です。

>作曲者様
感謝を伝えるつもりが、勢いあまって別れまで告げてしまいました。
制作意図と違っていたらすみません。
譜割、解釈等ご不明の点があればお気軽にお尋ねください。
VSQでのやりとりも可能です。

閲覧数:233

投稿日:2012/02/25 19:44:02

文字数:450文字

カテゴリ:歌詞

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