永遠と信じてたこの世界が 小さな音を立て崩れてく
無限に広がってた景色が 小さな箱庭に変わっていく

花の色は全部同じで あの小鳥はプラスチックで
ふわふわ白い綿が貼られた 青い空はただのハリボテ
橋の方から続く小径は 七歩進めばもう行き止まり
この狭い場所に今 僕以外誰が居るの?

閉ざされた箱庭の中 君へと続く扉を探して
吹き抜けた風の中 握りしめた手を開いても何も無かった


偽者だったはずの小さな空にも また月が昇り夜が来た 
キラキラ煌く星たちは あの日僕と君が作った物

星の様に力強く 月の様にどこか誇らしく
ひらひら手を振って旅立った 君が残した欠片たちを
ひとつずつ拾い集めて ひとつずつ花壇に埋めて
水をまいたら あの日と同じ花が咲くかな?

囲まれた箱庭の中 子猫のぬいぐるみを抱きしめて
吹き抜ける風の中 流れ星の数かぞえよう 一人きりで


君が居なくなった日から 変わってしまったこの世界
止まってたはずの時計の針 動き始めた時間は止められないけど
夜はまた来るから 僕はまだここに居るから
あの日と同じようにまた永遠を作ろう

 
閉ざされた箱庭の中 君へと続く扉そっと閉じて
懐かしいあの歌を いつまでも歌い続けよう この箱庭で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ハコニワイズム

うさがわさんの曲(http://piapro.jp/t/HEJg)に
応募する為に書きました(*´ω`*)

うさがわさん、音数多いようさがわさん(笑)
 
 
テーマが「喪失感」と「後ろ向きな前進」とのことなので…。
 
よく「過去に捕われず、前を向いていこう」みたいな言葉を耳にするのですが
例えば、たくさんある選択肢の中から敢えて過去にすがって生きる
という道を選んだ人が居るとすれば、それはその人にとっては
とても前向きな決断になるんじゃないのかな?どうなのかな?
 
という事で、とても前向きに後ろを向いた人を主人公にしてみました。
(*´ω`*)ノ わーなんだそれ
 
 
宜しくお願いします!

閲覧数:385

投稿日:2012/04/18 08:04:36

文字数:533文字

カテゴリ:歌詞

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