kiseki

新月の晩 貴方に出会う
禁断の果実に口付けて
魅惑の君 罪人（ツミビト）の快楽（dance）
蛇に導かれ 今宵貴方と踊る…
嗚呼 恋人という名の理性
天使に施す手錠
貴方は私を愛さないけど
幸せの波に溺れた
嗚呼 愛人という名の崩壊
悪魔に施す呪い...

散らかり放題
遊び放題
最近どーだい?
君の彼女は
「あー三次元にゃ興味無いんで…」
Ah――――!!
片付けろって怒鳴られて
ふてくされる 今日この頃
俺様の完璧な城にケチつける 最強戦士
ニュース見ろって怒やされて...

黒のスーツ 紅いルージュ
混じり合うは 楽園への鍵
月の無い町 甘ったるい酒の匂いと
ワイングラスに映る横顔
染められた色になんて興味はないの
染める色こそ誘い（イザナイ）のレクイエム
どうせこの世に生きるなら 楽しまなきゃ損ってものね
快楽主義者で何が悪いの?
『君に会えるから』なんて甘い台詞に ...

落ちる 落ちる
どこまで?
夢の果てのその先に
ふわり ふわり
浮かんで
さぁ準備は出来ましたか?
おやおやこれは珍しい
もちろん歓迎しますよ?
ここは君だけの新世界（wonder land）
扉を越え...

あの夏の日の小さなおもひで
どんな本にも残らない
僕らだけの 記憶
君に出会った森が
今 時代の波に消えそうで
僕は必死になって その波に逆らおうとしてるんだ
君が見ている空に
今 両手を大きく伸ばして
僕は泣きそうになって この大地に溺れるんだ
Ah おかしいね 女々しいよね...

ホオズキの実にともした灯
絶えぬ笑いが野山に響く
一本杉を曲がった先の
怪し妖しい宿場町
嗚呼 月の無い宵は 愛しい彼女に会いに行こう
甘露に溺れた少年の末路
廻る 巡る
（紅い風車の華に魅入られて）
踊り 躍る
（彼は二度と帰らない）...

ふ、と振り向いて
また歩きだす
一歩進んで
また振り返る
二歩目を踏むため
また歩きだす
神の社の参道に
残るは小さなつむじ風
彼はどこに帰るのか
立ち止まった何歩目か...

「おはようございます ニュースをお伝えします」
おはようございます いえ 結構です
毎日毎日 同じこと聞いて
こちとら いい加減 飽きてるんです
大人 子供 その狭間で 無駄に一生おくっちゃってるんです
未来に夢はせる僕
いい加減大人になれって怒やされて
夢潰されて
お先真っ暗Days
夢→現実にす...