あるかに

風のうるさい高架下
昨日の雨の水たまり
飛び込んだって何も無い
明日には最初から
あの自転車　浮かしてみたくて念じてた　
あるわけ無いのに
あの子のこと　分かってみたくて話しかけた　
「そんな記憶だ」
空が落ちる最終回に　さよなら
僕らもう会えないね...

何の曲か
・夏休み最後、新幹線にて主人公が恋人とアイスを食べながら帰っている中で、
「もしいつか好きという感情が無くなってしまったら」　ということに怖さを感じている。
この曲の意味
・過ぎてしまった夏には、もう戻ることはできないから、忘れないでいよう。　というようなかんじ

曇り空　眺めている君が反射する
溶けるアイス　熱帯夜
君と見てた景色は　行けなくなったよ
当たり前だけどね
連れてって　連れてって
全てが溶ける　その前に
忘れ物　忘れ物
取りに帰ろうよ
強がって　強がって
故意に落とした　4週間...

未来のことを知らないの
過去のことも忘れるの
ねー　なんで
ねー　なんで
ねー　なんで

夢の中で　目覚めない悪夢を見てるんだ
あと何十秒　誰にも分からないとこへ
何処に行こうか　電線を辿ってやって来た
軋んだ音が　街中僕らを飲み込んだ
淡い空　街路灯　ここで足を止めた
星が映る君の涙
失くし物の景色だ
「なんでもないよ　なんでもないよ」　
強がる言葉　もーいーかい！
今日とさよなら　終...

雨が降るまで　帰れないから
君と寄り道をしてく
側においで　揺れるチャイム　ほら
雨の始まる季節だ
「ただいま」を忘れて　
名前の知らない場所へと
自転車に乗ってさ　
二人だけで行こうよ　ねえ
誰も聞いていないよ　
雨にもみ消されているから...

交差点にて躓いた
僕はまだ　相違の◯✕だと知る
単色の感情表現
味の無い　飴を舐めてる　
居たい　居たい　このまま居たい
怖い　怖い　静寂怖い
痛い　痛い　感傷は痛い
暗い　暗い　暗い
泣いて　泣いて　泣いてたって
時に　変わらなきゃいけないよ...

歌詞
サヨナラの模様を　灰色で隠した
そーしたら褪せるもの　何にもないハズと
無くしたこの色を　忘れようと拒んだ
そーしたら思い出も　いくつか欠けたんだ
見えないふりして歌ってたから
僕の色すらも失くしたよ　　　　ねえ
花が溶けていくあの色に　なりたくてまだ歌うのさ
透明を超えて僕達は　形となれるの...