青梅

戯言・虚言・嘘吐きでも　一日で喉元は過ぎる
本音はいつでも胸の中で有耶無耶のままにしてる
いつの間にか笑顔に本音が透ける
つまらないと素顔の仮面をつける
嘘吐きたちの夜は明かりを消して
別れ際の涙もただの演出
何から隠れて　何から逃げるの
街灯の下じゃ　居場所がない
どこへも行けない帰り道　　前を向...

行く道はひとりで　帰ったらふたりで
ひとり行けばよいよい　けしてついてはくるな
この身を憂うことは　けしてゆるさぬ　そう言ったろう
振りかえれば思い出す　言葉も声もきこえない
涙が見えた　どうして泣いたの　それも知らないの
無残な私よ
行く道はひとりで　帰りなどしないと　知らず
錆びつく心は崩れ　涙...

眠れもしない真夜中　まぶたをあけきって
隣に眠るは　しらない姿
ひとりきり　静かな影に　愛
心音に　気が付いて　目覚め
愛しているのは
過去の影か　求めては　溺れ
息を　殺して　寒い夜の　逢瀬は苦しくて
幻でしょう　重ねた影は
忘れたい　熱い手のひら　夢
冷たさを　感じては　現（うつつ）...

1A
君と恋って　冗談だって　二人笑った　帰り道
制服だった　幼稚な恋も　何年目だ？　片思い
1B
駅のホームで　偶然　なんて夢物語　
本気にして　気がついた
あの　姿は　君は　そう　夢のよう
1サビ
きいて　きいて　私のことを
メイクも　髪も　変えたの...

君の　その目にある　ひろい　世界ならば
くろく　燃え尽きた　姿を見て
綺麗だと　いえるような馬鹿は居ない
思い出を　振り返って　色づいて　溶けて
遠ざかって　立ち止まって　モノクロの　世界
もう　きえ　ても　いい？
君の　その目に映る　ひろい　世界ならば
こんな色は無いだろう　いなくなってしまえば
...

涙流す　私と僕ら
おわりとはじまりが　静かに近づく
桜も蕾　君のこと
忘れないように　明日を生きよう
思い返す過去　喧騒の日々
後悔は泣いた数あるけれど
忘れない記録　幼かった自分
今　大人だとは思えないけれど
一人　手を握りしめた　空は晴れていた
これからも照らしてくれますように...

私が求めたこと　そんなひどい条件かな？　
私が求めたのは　「あなたとの思い出が欲しい」だけ
別れ際のわがまま　あなたは気づかないの　
ただ　わたしの望みは　キスが欲しいだけなのよ、あなた
ほらしんじないでしょう
あなたってとても卑怯よね
いつも私を振り回してる
私が何をおもっているか
それすらわか...

わたし　シアワセの海に溺れている　「シアワセになりなさい」その言葉に　
なんにも思わなくなって　きみは気づかない
不幸(ふこう)だわ
あなたのために我慢していた　シアワセのために息をつめてた
あなたには、隠し通せない　気づいてくれると
思ってたもの
「わたし　あなたのことが嫌いなのよ」と　ため息まじ...

いきたい　だけどいけない
ずっと僕は会いたくて
会いたい　だけど会えない
でも会いに行けなくて
言いたい　だけど言えない
いつの間にか僕らは
聞きたい　だけど聞けない
会わなくなっていた
記憶の最果ての過去と　月ほど遠い明日
僕は今日という日を生きるのに必死過ぎて...