ブックマークした作品
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さらりと時が流れる 爽やかな夏の日
当たり前のように何気なく また今日もこの場所で
澄んだ空気が映し出す 明るい空に瞬く光
「あ、流れたね」「え、嘘、見逃した」なんてさ
いつものよくあることだけど
なんだか急に可笑しくなって
溢れ出した笑顔を 明日へ解き放つ
今日は宙を見ようよ 星の跡なぞるように
...あしたを見上げた夏の終わり
広日向
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ひさかたの空に舞う しづ心なく 光放つ花の奏で
まだ見ぬ景色 天津風 どこまでも高く舞う
あの日見た夢に届け
踏み出す一歩は怖いけど 前を見ると 新しい世界
躓き転んで負けそうでも いつか花を咲かせたいと願うんだ
光のどけき空に舞う夢を見た
これまで一緒に頑張ってきた仲間の声
手探りの日々越えて 輝...光放つ花の奏で
広日向
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暖炉の炎が煌々と霞む自意識を照らしだして
絵の具はやがて泥に変わり、それでも眩暈(くるめき)、美しく
各自(てんで)の愚劣をぶら下げた、狂いに狂った蒙昧どもの
批評家気取りの値踏みの目、ここに価値あるものはないさ
誰も見たこともない景色を誰にも見せることなく描いた
朽ちゆく心に讃美の歌を礼讃の声を死...せめて一花の祝福を
HaTa