ブックマークした作品
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悠久の旅人 - 砂に刻む誓い -
発つ風 砂塵を巻いて
刹那の景色を描き出す
声もなく横たわる 大地横切って
あてもなく旅は続く
道連れは過去の唄
記憶の中で色褪せる旋律を
舌先で弄びながら
微かな希望 響かせて
我は行く 遥か西へ...悠久の旅人 - 砂に刻む誓い -
nIbom
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冷たく続く 天つ彼方
決して 届かないと知りながら
伸ばした指に 雪が落ちる
遠い あなたからの言の葉か
残る思い出を 手繰っても
其処に 私を抱く腕はなく
やがて 霞み逝く 面影は
紅いままに散る 寒椿
願いを込めて 結んでいた
紐が風と遊び 解けては...いろはひめうた【♪あり】
H-S
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それでも触れた指は寂しさを逃して その続きを持て余した
かきむしれば痛むだけ
無邪気にいつか建てた旗の下まで帰ってきて
孤独の淵でその手を差し伸べて
夜が長いほど君をさがしている
知って知らないで 私は
知らないふりをするわ
ひとひら光指せば今は何時だろう うるさく集る虫けらの羽音は
後悔の唄 響か...寄す処に見る夢【♪】
ふぎ
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悠久の 時を往く
銀河をたゆとう 蒼き宝石よ
玉響を繋いで奏で
終わりなき詩を 歌っておくれ
天上仰げば ひしめく煌星
ささめき揺らめき 夜を灯してる
眠りゆく いとおし子に
聖らな祝福 降らせながら
雲が薄れ 氷れる夜天(そら)
凍える世界に 流るる涙は...星の繋歌 【♪つき】
H-S
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蒼い月光が 冷たく照らした荒野に
ひそやかに息づく 深く傷を負った白き遺跡
花を捧ぐなら 白い花束を
涙、祈りと共に「安らかな眠りを」と
捧げる歌ならば 彼らを讃える賛歌を
激動のうねりを 駆け抜けて散った花たちよ
失くしたものなら
陽だまりの絵画のように
愛しさに 煌き 希望に満ち溢れていた瞳...way to the demise
H-S
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A
黒と白の靴下
しゃなり奢態 着飾って
回る回る踊れば
可愛い子でいられた
B
Sophiaの足掻いた
世界に恋をする
賢しらな王子は
とても惨めで…...鏡を覗く人形少女
折夜 了